どんなときに低血糖になりやすい? まず、ご自身が糖尿病治療のために使用している薬が低血糖を起こしやすいか否かを把握しましょう。 一般に低血糖を起こしやすい薬は、スルホニル尿素薬とインスリンです。 他の薬剤でも起こることがあります。 低血糖はいつでも起きる可能性がありますが、その可能性が高まる場面は以下に示すように、普段と異なる こといきなり低血糖の重いレベルである意識障害が起きることを「無自覚性低血糖」 と呼びますが、これは糖尿病の合併症で自律神経が障害されているときにも起き やすいようです。 低血糖が起きてしまったとき、多くの場合は、先に上げたような冷や汗や 低血糖とは、体の異常や外的な要因によって 血糖値 が必要量以下の値になっている状態をいいます。 低血糖では代謝を十分に行えなくなるため、さまざまな異常が生じます。 代謝とは、ヒトの体を構成する細胞において、糖分(グルコース)を利用して活動に必要なエネルギーを作り出す活動のことです。 低血糖の影響をもっとも受けるのは、代謝の材料に糖分
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